ダンロップ、「ハートフルドライブプロジェクト」開幕 濱田龍臣くんがタイヤ点検を体験 |
住友ゴム工業は9月6日から10月8日まで、安全啓発活動「ダンロップ ハートフルドライブプロジェクト」を開催する。
その初日となる6日、東京国際フォーラムでプロジェクトのキックオフイベントを開催、同社スタッドレスタイヤ「DSX-2」のCMに出演している人気子役の濱田龍臣君と、TOKYO FM「クロノス」のパーソナリティである中西哲生さんが、タイヤ点検を体験した。
小学生に贈られるリフレクターを持つ濱田君 |
■タイヤの安全に加え、小学生にリフレクターを贈るキャンペーンも
同社はこれまで、タイヤの無料点検と安全啓発を行う「全国タイヤ安全点検」を開催してきた。今回はこれを「ハートフルドライブプロジェクト」と称し、TOKYO FMをはじめとする全国38局のFM局ネットワーク「JFN」と協同で開催する。
全国タイヤ安全点検がタイヤ点検の重要性を呼びかける運動だったのに対し、ハートフルドライブプロジェクトでは加えて、子供たちの安全を思いやる「ハートフルドライブ」を呼びかけている。
従来通り、10月8日の「全国タイヤ安全点検」の日には全国の道の駅やショッピングセンターでタイヤの無料点検と安全啓発活動を行うが、今回はさらに、「小学生を笑顔に」リフレクターキャンペーンを開催。交通事故防止のためにリフレクターの着用を呼びかけるほか、オリジナルリフレクターを小学生にプレゼントするキャンペーンを実施する。なおリフレクターのプレゼントには、ハートフルドライブプロジェクトのWebサイトから、小学校、塾など小学生の団体単位で応募できる。
中西哲生さん(左)と濱田君 |
■タイヤ点検を体験
キックオフイベントに登場した濱田君と中西さんは、ダンロップ社員のインストラクションに従って、ステージに置かれたクルマのタイヤを点検した。
最初にタイヤの外観を見てヒビや偏摩耗がないか、クギなどが刺さっていないかをチェックしてから、溝ゲージで残溝を計測。排水性を保つために溝は4mm以上残っている必要があること、1円玉で4mmを簡単に測れることなど、ダンロップ社員が説明した。
最後に空気圧をチェック。適正空気圧は一般的にクルマの運転席脇にかかれており、クルマ好きという中西さんがそれを発見。濱田くんがエアゲージで空気圧を図ると、規定の230kPaを下回る190kPaしかないことが分かり、中西さんがエアタンクから空気を補充して、点検が終了した。
同プロジェクトのメッセンジャーを務める濱田君は「タイヤについて勉強中」とのこと。「タイヤのことをもっと勉強して、いろいろなことを皆さんに伝えていけたらいいなと思います」と、プロジェクトへの意気込みを語った。
まずはタイヤの外観をチェック、傷や偏摩耗などがないことを確かめる | 次に溝ゲージで残溝をチェック | スリップサインが出る場所を確認する |
残溝は4mm以上必要。1円玉の外側がちょうと4mmなので、これでチェックできる |
タイヤの空気圧の表示を確かめる中西さん | 濱田くんがエアゲージで空気圧をチェック | 中西さんが空気を補充。いつもガソリンスタンドで自分で空気を入れているとのこと |
(編集部:田中真一郎)
2011年 9月 6日