三菱自動車工業は10月20日、SUV「パジェロ」を一部改良して発売した。価格は260万4000円～476万7000円。それに伴い、ショートボディー車のグレード展開の見直しを図り、SUPER EXCEEDが消滅してVR-I、VR-IIの2グレード展開となっている。

　今回の改良では、空力特性を考慮した新デザインのフロントバンパーや高級感のあるフロントグリルを採用するとともに、フロントスキッドプレートをブラックとした。また、新デザインのアルミホイールは1本あたり約1kgの軽量化を図り、デザイン性と機能性を両立した。

　ボディーカラーは新色のダイヤモンドブラックマイカを全グレードに設定するとともに、クールシルバーメタリックとアイガーグレーメタリックを組み合わせた新3ウェイ2トーンをロングボディーのSUPER EXCEED、EXCEEDに設定。

　インテリアでは、ハイコントラストメーター、オーディオ・エアコンスイッチなどの照明色をアンバーレッド系に変更。さらにフロント/セカンドシート柄を上質なデザインに仕上げるとともに、フロントシートの縫い目にダブルステッチを採用（本革シートを除く）した。あわせてパワーウインドーのスイッチパネルのシルバー部を拡大している。

　そのほか、人気の高いメーカーオプションをパッケージ化した「ベーシックパッケージ」「ラグジュアリーパッケージ」「フルパッケージA」「フルパッケージB」を新たに設定している。

■ロングボディー（SUPER EXCEED/ディーゼル）

■ショートボディー（VR-II/ディーゼル）