フォルクスワーゲン、コンパクトSUV「ティグアン」をフェイスリフト エンジンはパワーアップ、ドライバー疲労検知システムを搭載 |
フォルクスワーゲン グループ ジャパンは、「ティグアン スポーツ&スタイル」をモデルチェンジし、11月8日に発売した。価格は389万円で、右ハンドルのみ用意される。またオプションで電動パノラマスライディングルーフ(14万7000円)とレザーシートパッケージ(27万3000円)が用意される。
2008年9月に日本に導入されたコンパクトSUV。従来は「トラック&フィールド」「スポーツ&スタイル」「R-Line」をラインアップしていたが、今回発表されたのは「スポーツ&スタイル」のみ。従来のスポーツ&スタイルと同様のオンロード志向のルックスに、特別仕様車「ライストン」と同様に直列4気筒DOHC 2リッター直噴ターボ「TSI」+7速デュアルクラッチAT「DSG」のパワートレーンを搭載し、400万円を切る価格に設定した。
エクステリアは、フロントマスクに水平基調のグリルとLEDポジションランプを、リアにはL型ナイトデザインのテールランプを配し、最近のフォルクスワーゲンルックに改めた。インテリアではレザーシートに新色「フューリオーソブラウン」が用意された。
エンジンが従来のトラック&フィールドやライストンの125kW(170PS)/4300-6000rpmから132KW(179PS)/4500-6200rpmにパワーアップしたほか、最大トルクの発生回転域が1700-4200rpmから1700-4500rpmに広がっている。7速DSGは湿式を採用し、フルタイム4WDシステム「4MOTION」を介して4輪を駆動する。
また、「パサート」に搭載された「ドライバー疲労検知システム」を新たに採用。ドライバーの集中力の低下をステアリングなどへの入力から検知し、アラーム音と表示で休息を促す。
ティグアン スポーツ&スタイル | |
全長×全幅×全高[mm] | 4430×1810×1710 |
重量[kg] | 1640 (電動パノラマスライディングルーフ装着車は1670) |
エンジン | 直列4気筒DOCH 直噴ターボ 2リッター |
最高出力[kW(PS)/rpm] | 132KW(179PS)/4500-6200rpm |
最大トルク[Nm/rpm] | 280Nm(28.6kgm)/1700-4500rpm |
トランスミッション | 7速湿式デュアルクラッチAT「DSG」 |
10・15モード燃費[km/L] | 11.6 |
前/後タイヤ | 235/55 R17 |
前/後ホイール | 7J×17 |
(編集部:田中真一郎)
2011年 11月 8日