ホンダ、LAオートショーで新型「CR-V」の北米仕様公開
2.4リッター i-VTEC+5速AT

新型「CR-V」

2011年11月16日(現地時間)公開



 本田技研工業は、11月16日(現地時間)に開幕した米国「LAオートショー」(一般公開日:11月18日~27日)で、新型「CR-V」の北米仕様を公開した。米国では12月15日から発売を開始する。日本での発売は2011年内を予定。

 9月に米国で行われたオレンジカウンティ・インターナショナル・オートショーで「CR-Vコンセプト」を出展していたが、市販版を公開するのは今回が初となる。

 4代目となる新型CR-Vは、最高出力185hp/7000rpm、最大トルク163lbft/4400rpmを発生する2.4リッターDOHC i-VTECエンジンを搭載し、5速ATを組み合わせる。駆動方式は2WD(FF)と4WDをラインアップ。4WD車では走破性と燃費性能を高めた新開発の「REAL TIME AWD(インテリジェント・コントロール・システム)」を採用し、小型CUV(クロスオーバー・ユーティリティー・ビークル)としてトップクラスの低燃費を達成したと言う。

 燃費性能は、FF車がシティモードで23mpg(Mile Per Gallon)、ハイウェイモードで31mpg。4WD車はそれぞれ22/30mpgとなる。

 ボディーサイズは不明だが、従来モデルから全高を30mm下げてドライバーに安心感を与える走行性能を実現。エクステリアはフロントからリアまで流れるようなフォルムに、力強さや存在感を融合したデザインとしている。

 インテリアでは、ワイドなシート、大型コンソール、ワンタッチで収納できるリアシートなどを採用。また、iPhoneをUSBポートに接続することでインターネットラジオ「パンドラ ラジオ」(米国のみのサービス)を聞けるほか、あらかじめ適合する携帯電話を車両に登録すると、オーディオ側でSMS(ショート・メッセージ・サービス)メッセージを読み上げる機能を有する。

(編集部:小林 隆)
2011年 11月 17日