メルセデス・ベンツ、Sクラス専用設計のオーディオ「S-Class Sound Suite」
ソニックデザインが専用開発

2011年11月30日発売
2,950,000円



 メルセデス・ベンツ日本は11月30日、Sクラス専用設計のオーディオシステム「S-Class Sound Suite(Sクラス サウンド スウィート)」を、オプション装備として新設定した。価格は、2,950,000円。

 S-Class Sound Suiteは、メルセデス・ベンツ日本とソニックデザインのコラボレーションプロジェクト第5弾。Sクラスの車質空間専用に開発された52mmデュアルドライブ構成のアルミダイキャスト製エンクロージャー一体型フルレンジドライバーモジュール「D52SSR Unison-Array(ユニゾンアレー)」をフロントドアとリアドアに搭載。リアパーセルシェルフ下部に77mm構成のサブウーファー設置。フルレンジ+サブウーファーの5モジュール・10スピーカー構成を採る。

 アンプは、音質・音場補正から最終増幅までをデジタルで行うデジタルアンプを搭載。標準ボディー、ロングボディーの違いや、内装材の違いにあわせて1台ごとに調整を行っている。前席、後席それぞれにスピーカーが設置されているため、前席だけでなく後席を優先した音場設定「ショーファードリブン・モード」を用意。ステアリングを握るときも、後席でくつろぐときも、最高のサウンドを提供することが可能になったと言う。

 コントロール部分は、純正オーディオを使用。純正オーディオのアナログ信号を高精度に取り出すソニックデザインの独自技術「SonoRevive(ソノリバイブ)」により、COMANDコントローラーの操作性はそのままに、最高の音質を実現しているとする。

(編集部:谷川 潔)
2011年 11月 30日