独BMW、「MINI クロスオーバー」に「ジョン クーパー ワークス」



 独BMWは「MINI ジョン クーパー ワークス カントリーマン」をジュネーブモーターショー」(一般公開:3月8日~18日)で公開する。

 「カントリーマン」は、日本では「MINI クロスオーバー」の名称で販売されているコンパクトSUV。ジョン クーパー ワークス(JCW)はMINIシリーズのハイパフォーマンスモデルに付く名称。

 6番目のJCWモデルとなるが、JCW初の5ドアモデルであり、初の4WDシステム搭載車であり、初めて6速MTとともに6速ATが用意される。

 エンジンは1.6リッター直列4気筒DOHC ツインスクロールターボで、最高出力は211HP/6000rpm、最大トルクは207lb-ft/2000-5600rpm、オーバーブースト時は221lb-ft/2100-5200rpmを発生する。

 「ALL4」と呼ばれる4WDシステムは通常は前輪のみで走行するが、必要に応じて最大50%のトルクを後輪に配分する。

 足まわりはスプリングとダンパーを固め、アンチロールバーを強化し、車高を10mm下げた。

 JCW専用エアロキットと18インチホイール、クロームのテールパイプがついたスポーツエグゾーストシステム、ロゴ入りドアシルなどを装備。ルーフやミラーカバーなどには、チリレッド、ライトホワイト、ジェットブラックのコントラスティングペイントを施すことができる。


(編集部:田中真一郎)
2012年 3月 1日