フォルクスワーゲン グループ ジャパンは、コンパクトミニバン「ゴルフ トゥーラン」の一部仕様を変更して、7月25日に発売した。価格は「TSI コンフォートライン」が294万円、「TSI ハイライン」が339万円。コンフォートラインは従来より1万円高、ハイラインは据え置きとなっている。

　仕様変更により、ドライバー疲労検知システム「Fatigue Detection System」が全車に標準装備された。ドライバーのステアリング操作を監視し、疲労を検知すると警告灯で休息を促し、警報音で警告する。

　また前席ヘッドレストに前後調整機能が備わった。

　さらに、オプションで新カーナビ「712SDCW」が用意された。712SDCWはSDカーナビにITSスポット対応車載器とリアビューカメラを組み合わせたもの。Bluetooth対応携帯電話を介して、リアルタイムのプローブ交通情報を得て渋滞を回避できるほか、iPhone/iPodをカーナビ上で操作したり、オリジナルアプリで機能を拡張したりできる。

　ゴルフ トゥーランはゴルフをベースとした7人乗り小型ミニバン。1.4リッター直列4気筒DOHC直噴ツインチャージャーエンジン（最高出力103kW［140PS］/5600rpm、最大トルク220Nm［22.4kgm］/1250-4000rpm）と7速DCT「DSG」で前輪を駆動する。