高速道路各社、お盆時期の交通状況速報を発表
東名・新東名は10km以上の渋滞が昨年比95%減

2012年8月17日発表



 NEXCO東日本(東日本高速道路)、NEXCO中日本(中日本高速道路)、NEXCO西日本(西日本高速道路)、JB本四高速(本州四国連絡高速道路)は8月17日、お盆時期(8月8日~16日の9日間)の交通状況速報を発表した。

 発表によると、10km以上の渋滞回数は377回と、昨年同時期(8月10日~18日の9日間)の431回と比べ87%へ、内30km以上の渋滞回数は39回と昨年の56回と比べ70%へといずれも減少している。

 主な渋滞個所は、下りが東北自動車道 二本松IC(インターチェンジ)付近で8月11日16時5分ごろ発生した54.6km、上りが関越自動車道 高坂SA(サービスエリア)付近で8月13日18時55分ごろ発生した47.2km。1日の交通量では27断面(区間)の平均で4万9500台と、昨年の5万2800台の94%となった。

区分道路名渋滞ピーク日時渋滞区間ピーク時渋滞長渋滞要因
下り東北道8月11日16時5分ごろ二本松IC付近54.6km事故および交通集中
東北道8月11日7時20分ごろ西那須野塩原IC付近52.0km交通集中および事故
東北道8月12日10時ごろ白石IC付近52.0km事故および交通集中
上り関越道8月13日18時55分ごろ高坂SA付近47.2km交通集中および事故
関越道8月15日16時45分ごろ高坂SA付近35.0km交通集中および事故
名神8月14日15時35分ごろ大津IC付近32.2km交通集中

 新東名高速開通に伴う渋滞状況の変化も発表されており、今年は10km以上の渋滞が東名・新東名あわせても新東名で2回起きただけにとどまっており、昨年比は東名で起きた40回から95%減となった。また、昨年4回発生した30km以上の渋滞は今年は発生せず、大幅な渋滞状況の改善となった。

渋滞延長2012年新東名2012年東名2011年東名対比
10km以上の渋滞2回0回40回5%
30km以上の渋滞0回0回4回0%

(編集部:谷川 潔)
2012年 8月 20日