アウディ、「A8/A8 L」のV8エンジンを4.0リッター直噴ツインターボに変更 4.2リッター比で48PS/155Nm向上。JC08燃費は9.8km/L |
アウディ ジャパンは9月18日、「A8」「A8 L」の一部仕様変更を行い発売した。価格は962万円~2061万円。
これまでA8、A8 LのV8エンジンは、V型8気筒DOHC 4.2リッターの自然吸気エンジンを採用していたが、新たに小型軽量のツインターボチャージャーを組み合わせた直噴のV型8気筒DOHC 4.0リッターに変更。同エンジンでは減速エネルギーを電気エネルギーに変換してバッテリーに戻す「エネルギーリカバリーシステム」やアイドリングストップシステム、一定の走行条件になると8気筒のうち4気筒を休止させる「シリンダーオンデマンドシステム(気筒休止システム)」を採用する。
これにより、従来の4.2リッターエンジンと比べ48PS/155Nm増の最高出力309kW(420PS)/5000-6000rpm、最大トルク600Nm(61.2kgm)/1500-4500rpmを発生。JC08モード燃費は9.8km/L(A8 4.0 FSI クワトロ)とした。
なお、A8 3.0 TFSI クワトロのV型6気筒DOHCスーパーチャージャーエンジン、A8 L W12 クワトロのW型12気筒DOHC 6.3リッター直噴エンジンに変更はない。
モデル | エンジン | 変速機 | 駆動方式 | ステアリング | 価格 |
A8 3.0 TFSI クワトロ | V型6気筒DOHCスーパーチャージャー | 8速AT | 4WD | 右 | 9,620,000円 |
A8 4.0 FSI クワトロ | V型8気筒DOHC 4.0リッターツインターボ | 右/左 | 12,000,000円 | ||
A8 L 4.0 FSI クワトロ | 13,350,000円 | ||||
A8 L W12 クワトロ | W型12気筒DOHC 6.3リッター | 20,610,000円 |
(編集部:小林 隆)
2012年 9月 20日