日産「デルタウイング」、アメリカン・ル・マン・シリーズ最終戦に参戦
ル・マン24時間レースに続きレースでは章典外扱い

ル・マン24時間レースで疾走する「Nissanデルタウイング」

2012年10月17日~20日(現地時間)開催



 日産自動車は9月20日、今年のル・マン24時間レースに参戦した高効率レーシングカー「Nissanデルタウイング」で、10月17日~20日(現地時間)に米ロードアトランタで開催されるアメリカン・ル・マン・シリーズ(ALMS)最終戦に出場すると発表した。ル・マン24時間に続き、ALMS最終戦でも賞典外扱いとなる。

 ル・マン24時間では、マリーノ・フランキッティ選手とミハエル・クルム選手、および第3ドライバーとして本山哲選手がドライバーを務めたが、惜しくもクラッシュリタイアしている。

 今回のALMS最終戦では、今年のル・マン24時間(LMP2)で8位になったルーカス・オルドネス選手と、ALMSの2011年LMPCクラスチャンピオンに輝いたガナー・ジーネット選手の2名体勢で望む。

 Nissanデルタウイング設計者のベン・ボウルビー氏は、「今回のALMS最終戦では、このマシンの素晴らしさを米国のファンの皆さんに直接お見せできるよい機会です。同時に、ル・マンのようなハイスピードコースではなく、タイトでツイスティなロードアトランタでどれだけの走りができるかを試すチャンスでもあります」と述べている。

(編集部:小林 隆)
2012年 9月 21日