ブリヂストン、再生可能資源で作った「100%サステナブルマテリアルコンセプトタイヤ」

100%サステナブルマテリアルコンセプトタイヤ

2012年9月28日



 ブリヂストンは2012年パリモーターショーに、「100%サステナブルマテリアルコンセプトタイヤ」を参考出品した。2020年を目標に実用化を目指す。

 同社の材料技術を結集し、再生可能資源の利用範囲を拡大したタイヤ。バラゴムノキ由来の天然ゴムだけでなくグアユールを採用することで生産地域を多様化し、補強繊維のレーヨンに、汎用パルプから生産できる新セルロース繊維を加えることで、収量を増加した。

 枯渇資源から再生可能資源への転換を図るため、石油由来の合成ゴムとゴム薬品は、バイオ合成ゴムとバイオゴム薬品に、石油・石炭由来の充填剤は植物油脂由来の充填剤に換えた。

(編集部:田中真一郎)
2012年 9月 28日