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NEXCO中日本、中央道 笹子トンネル(下り)を上下対面通行で年内開通へ

12月9日より下り線の天井板の撤去工事を開始

位置図
2012年12月8日発表

 NEXCO中日本(中日本高速道路)は12月8日、現在通行止めの中央自動車道 笹子トンネル(下り)を年内開通し、上下対面通行を行うとの見通しを発表した。


 笹子トンネルは12月2日に、上り線で天井板の落下事故が発生。それに伴い、中央道 上りは一宮御坂IC(インターチェンジ)~大月JCT(ジャンクション)間が、下りは大月JCT~勝沼IC間が通行止めとなっている。そのため、並行する国道20号をはじめ周辺道路の交通量が増大。通行止めの影響が広範囲に及んでいる。

 笹子トンネル(下り)の天井板の撤去工事を9日から開始し、下りを用いた対面通行により上下車線を確保することで、中央道の通行止めを解消する。

(編集部:谷川 潔)