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NEXCO中日本、笹子トンネル下り線の天井板撤去を開始

下り線の対面通行開通に向けて安全を確保

2012年12月12日18時から

 NEXCO中日本(中日本高速道路)は、中央自動車道 笹子トンネル下り線の天井板の撤去作業を、12日18時から開始する。

 上り線の天井板落下事故により、同トンネルを含む上下区間の通行止めが続いているが、同社は年内に同トンネル下り線を対面通行にして開通し、通行止めを解消するとしている。このため、安全性を確保した上で通行を再開させるべく、下り線の天井板を撤去する。

 作業は、大型自走式台車がトンネル内に進入し、天井板とそれを吊り下げる隔壁板を撤去して、坑外解体ヤードへ搬出する。18時に大月側から、19時頃に勝沼側から作業を開始する。

(編集部:田中真一郎)