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独フォルクスワーゲン、「ポロ R WRC」を公開

2012年12月8日(現地時間)

 独フォルクスワーゲンは8日(現地時間)、モナコで世界ラリー選手権(WRC)参戦車両の「ポロ R WRC」と参戦体制を発表した。

 公開されたポロ R WRCの参戦バージョンは、前後フェンダーやリアウイングの形状がテストカーから変更された。カラーリングは白をベースに青とシルバーグレーをあしらったもので、レッドブルのスポンサーロゴが入る。

 ドライバーはポロ R WRCを開発してきたセバスチャン・オジェと、フォードから移籍してきたヤリ-マティ・ラトバラが、ジョイントナンバー1ドライバーとして全13戦に参戦。またサードドライバーとしてインターコンチネンタルラリーチャレンジ(IRC)2年連続王者のアンドレアス・ミケルセンが加わるが、マシン作成の都合から、第4戦(ラリー・ポルトガル)から出場し、年間数戦に出る。

 発表イベントでは、量産車の「ポロ R WRC ストリート」も公開された。WRCスタイルのバンパーと18インチホイールを装備し、152kW(220HP)、350Nmを発生する2リッター直噴ターボエンジンを搭載する。

右からラトバラのコ・ドライバーのミーカ・アンティラ、ラトバラ、オジェ、オジェのコ・ドライバーのジュリアン・イングラシア、ミケルセン、ミケルセンのコ・ドライバーのミッコ・マルックラ

(編集部:田中真一郎)