ニュース

伊マセラティ、デトロイトショーで新型「クワトロポルテ」をワールドプレミア

新開発のV8 3.8リッター、V6 3リッターをラインアップ

デトロイトショーで公開された新型「クワトロポルテ」
2013年1月14日(現地時間)発表

 伊マセラティは1月14日(現地時間)、2013年デトロイトモーターショー(会期:1月14日~27日)で新型「クワトロポルテ」をワールドプレミアした。

 6代目となる新型クワトロポルテは、従来型のクワトロポルテが搭載するV型8気筒4.7リッターエンジンから、新設計の直噴ツインターボエンジンとなるV型8気筒3.8リッターとV型6気筒3リッターに変更、ダウンサイジングエンジンを採用した。トランスミッションはともにZF製の8速ATを搭載する。

 V8 ツインターボエンジンは最高出力390kW(530hp)/6500-6800rpm、最大トルク710Nm/2250-3500rpmを発生。最高速は現行の「クアトロポルテスポーツGT S」より20km/h速い307km/h、最大トルクは先代の「クアトロポルテ」を200Nm上回る。0-100km/h加速は4.7秒。

 V8エンジン搭載モデルのボディーサイズは5262×1948×1481mm(全長×全幅×全高)、ホイールベースは3171mm。車両総重量は1900kgとしている。

 また、V6エンジン搭載モデルでは4WD車をラインアップ。4WDシステムのトルク配分は0:100から50:50とした。同モデルの最高出力は410hp、最大トルクは550Nm。最高速は285km/hで、0-100km/h加速は4.9秒。

 インテリアはホイールベースの延長により、ゆったりしたレッグ/ショルダー・スペースと広々としたトランクを実現。装備面では「マセラティ・タッチ・コントロール」スクリーン、リアビューカメラ、オプションのバウワース&ウィルキンス製15スピーカーオーディオ・システム(1280W)、無線LANベースのWiFiなどを採用。4人乗りと5人乗りのシート・レイアウトを用意する。

(編集部:小林 隆)