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メルセデス・ベンツ、「SLK 200」に21年ぶりのMTモデル
500万円を切る「SLK 200 Trend」も登場
(2013/2/20 15:13)
メルセデス・ベンツ日本は、2シーターオープンスポーツカー「SLKクラス」に、6速MTモデル「SLK 200 BlueEFFICIENCY MT」と、7速ATのエントリーモデル「SLK 200 BlueEFFICIENCY Trend」を追加し、20日に発売した。
モデル | 価格 |
---|---|
SLK 200 BlueEFFICIENCY MT | 493万円 |
SLK 200 BlueEFFICIENCY Trend | 498万円 |
いずれもエンジンは直列4気筒DOHC1.8リッター直噴ターボで、最高出力135kW(184PS)/5250rpm、最大トルクは270Nm/1800-4600rpm。電動開閉式ハードトップ「バリオルーフ」を備える。
SLK 200 BlueEFFICIENCY MTは、7速ATに代えて6速MTを搭載するモデル。シフトレバーはショートストロークタイプとなる。また、アイドリングストップ機構と坂道発進などで後退を防止するヒルスタートアシストを搭載する。
HDDカーナビ付きのインフォテインメントシステム「COMANDシステム」やクルーズコントロール、マルチファンクションステアリングホイールなどを標準装備する。
オプションで、専用内外装のパッケージオプション「AMGスポーツパッケージ」(35万円)と、首元に温風を吹き出す「エアスカーフ」などを含む「レザーパッケージ」(28万円)を用意する。
同社がMTモデルをラインアップするのは、1992年の「190E アンファング」のMTモデル以来、21年ぶり。現行SLKクラスの導入当初からMTをラインアップする構想はあったが、日本向け仕様が用意できたのがこのタイミングになったと言う。
同社はMTモデル導入について「クルマは単なる移動手段でなく、操る楽しみをもたらす趣味性の高いツールであり、“クルマ離れ”から“クルマ回帰”を目指すムーブメントの一助となりたい。コンパクトでスポーティーなドライブフィールと、爽快なオープンエアドライビングを実現したSLKクラスこそ、マニュアル操作でクルマとの一体感や楽しみを得られる最適モデル」としている。
SLK 200 BlueEFFICIENCY Trendは、2012年4月に発売した特別仕様車「SLK 200 BlueEFFICIENCY 1st Anniversary Edition」を、「Trend」として正式にラインアップしたモデル。
AMGスポーツパッケージやレーダーセーフティパッケージなどのオプションを装着できない一方で、専用の17インチ10スポーツアルミホイールとトランクリッドスポイラーリップを装備し、500万円を切る価格に設定した。本革シートやエアスカーフを含むレザーパッケージオプションは装着できる。また、COMANDシステムやクルーズコントロール、マルチファンクションステアリングホイールなどを標準装備する。