BMW、「3シリーズ ツーリング」に4WDモデルと6気筒モデル

　ビー・エム・ダブリューは「3シリーズ」のワゴン「ツーリング」シリーズに、4WDの「320i xDriveツーリング」と、直列6気筒エンジンを搭載した「335iツーリング」を追加し、4月18日発売した。

　320i xDriveツーリングは、3シリーズ ツーリング初の4WDモデルにして、BMWのツーリングモデルで初の右ハンドル仕様4WDモデル。

　4WDシステムの「xDrive」は、電子制御多板クラッチによる前後可変トルク配分機構を備える。通常は40：60で前後にトルクを配分するが、ステアリングの切れ角やホイールの回転速度などからオーバーステア/アンダーステアなどの兆候を検知すると、トルク配分を変更する。

　パワートレーンは直列4気筒DOHC 2リッター直噴ツインスクロールターボエンジンと8速AT。最高出力は135kW（184PS）/5000rpm、最大トルクは270Nm（27.5kgm）/1250-4500rpm。エンジン・オート・スタート/ストップ機能、ブレーキエネルギー回生機構など備え、JC08モード燃費を14.5km/Lとし、75％のエコカー減税対象モデルとなっている。

　335iツーリングは、3シリーズツーリングのトップモデルで、直列6気筒DOHC3リッター直噴ツインスクロールターボエンジンと8速ATで後輪を駆動する。最高出力は225kW（306PS）/5800rpm、最大トルクは400Nm（40.8kgm）/1200-5800rpmを発生する。JC08モード燃費は12.7km/Lで、50％のエコカー減税を受けられる。

　320i xDriveツーリング、335iツーリングともに、ベースモデルの他に、「Sport」「Modern」「Luxury」「M Sport」が用意され、M Sportには8速スポーツATが搭載される。