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NEXCO東日本、アクアライン開通15周年を記念して海ほたるPAをリニューアル
4階フロアの「海のみえる大回廊」が新たな目玉スポット
(2013/4/19 18:36)
NEXCO東日本(東日本高速道路)は、浮島IC(インターチェンジ)から木更津金田ICを結ぶ東京湾アクアラインにある休憩施設「海ほたるPA(パーキングエリア)」を全面的にリニューアルし、4月20日にグランドオープンする。
東京湾アクアラインの開通から15周年が経ち、これを記念するため海ほたるPAは昨年からリニューアル工事をスタート。昨年12月には4階フロア南側が先行してリニューアルし、今回の北側における工事の完成でグランドオープンを迎える。
オープン前日に行われた内覧会では、東京湾横断道路 アクアライン事業所の高橋芳之課長からリニューアル内容の概要説明が行われ、今回のリニューアル工事のコンセプトがPA全体を豪華客船に見立てた「ロマンチックシップ 海ほたる」であると解説。
これまでにユーザーから寄せられた「5階のレストランフロアのように、4階フロアでも買い物をしながら海を眺めたい」という要望に応えるため、フロア内の店舗エリアと通路を大胆に入れ替え、フロア内側を店舗エリア、フロア外側を通路とする配置に変更。さらに、外壁部分を全面ガラス張りに変え、くつろいで座れるソファを配置した「海のみえる大回廊」を新設している。
また、今回のリニューアルと連動して店舗エリアでは1店舗が新規出店し、3店舗がリニューアルオープンするほか、海ほたるPA名物の足湯も一新された。
「海ほたる360°(サンロクマル)」
新規出店の海ほたる360°は、海ほたるPAが東京湾の中央に位置することに着目し、「東京湾のアンテナショップ」というコンセプトで展開。東京、神奈川、千葉で注目を集める製品をセレクトして販売し、東京湾アクアラインを使ってドライブするときに、行きは訪問先にプレゼントする贈り物が、帰りは自宅に持ち帰るお土産が手に入ることをアピールする。さらに店舗内には揚げたて、焼きたての商品をフードコートスタイルで提供するコーナーを設け、東京湾周辺の素材を使ったコロッケなどを販売している。
「おみやげ処 ベイブランド」
千葉県のお土産品を幅広くラインアップするベイブランドも内容をリニューアル。千葉県内で生産された野菜や海産物などを販売するほか、こちらでも即売スペースを設定。海ほたるPA名物として人気の「大漁揚げいわしバーグ」など、和風の揚げ物製品を中心に揚げたて製品を提供している。
「足湯」
ドライブ中の疲れを癒してくれるスポットとして人気の足湯も、海のみえる大回廊と連動したスタイルに改装された。以前は東京湾アクアラインと平行方向に千葉方面に座る形式だったが、リニューアルで北側の海を眺めながら利用できるようになった。無料施設だが、利用できるのは平日が10時~18時、土日祝日が10時~19時となっている。