スズキは5月15日、「キザシ(型式:CBA-RE91S/CBA-RF91S)」「SX4(型式:DBA-YA11S)」の緊急車両のリコールを国土交通省に届け出た。対象車は1070台で、16日から改修を開始する。
リコールの内容は、サイレン部に水抜き用の穴がなく、水たまりを走行したり洗車などをしたりすることでサイレン内部に水が溜まり、そのまま使用を続けるとサイレンの音圧が低下し、保安基準を満たさなくなるおそれがあるというもの。
このため全車両とも、サイレンの下部に水抜き用の穴をあけて対処する。改善実施済車には、運転席側ドア開口部のドアストライカー付近に「No.3154」のステッカーを貼り付ける。