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プジョー、RCZの高性能版「RCZ R」を初公開

270PSを発生する新開発の1.6リッター直噴ターボエンジン搭載。日本へは来春以降に導入

RCZの高性能版「RCZ R」
2013年7月10日(現地時間)発表

 オートモービル・プジョーは7月10日(現地時間)、イギリス サセックスで開催される「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」において、RCZの高性能版「RCZ R」を初公開すると発表した。RCZ Rは2014年初頭に欧州へ導入、日本には来春以降に導入するとしている。

 現在日本に導入されているRCZは、いずれも直列4気筒 DOHC 直噴ツインスクロールターボ付き1.6リッターエンジンを搭載。ステアリング位置によって出力が異なり、右ハンドル仕様(6速AT)は156PS/24.5kgmを、左ハンドル仕様(6速MT)は200PS/28.1kgmを発生する。

 今回発表されたRCZ Rは、新開発の1.6リッター直噴ターボエンジンを搭載し、最高出力は270PSへと大幅に進化。これにより0-100km/h加速は6秒未満を達成する一方で、CO2排出量を145g/kmに抑えた。

 足まわりは専用サスペンションを装着し、最低地上高を10mm低くするとともに、19インチホイール、トルセンLSDを装備。さらに、マットブラックのアーチとチタンの色味を帯びたヘッドライト、固定式の専用リアスポイラー、専用のリアディフューザーなどを備える。このリアディフューザーには計2本のエキゾーストパイプが組み込まれている。

 また、インテリアではステアリング、ギアレバー、ドアトリムのパッド、アームレスト、シートなどに赤いステッチを施すとともに、シート部には「R」のモノグラムが刻まれる。

(編集部:小林 隆)