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NEXCO東日本、常磐道 守谷SA(上り)に道ナカ商業施設「パサール守谷」
来年春オープン。災害時には防災センターになる機能を持つ商業施設
(2013/7/31 17:20)
NEXCO東日本(東日本高速道路)は7月31日、常磐自動車道 守谷SA(サービスエリア、上り)に、道ナカ商業施設「Pasar(パサール)守谷」を来年春オープンすると発表した。
パサールは、NEXCO東日本が展開するSA/PA(パーキングエリア)内の大規模商業施設で、2008年のパサール幕張(下り)を皮切りに、パサール幕張(上り)、パサール羽生(下り)、パサール三芳(上り)をオープン。パサール守谷は5施設目となる。
常磐道を都心へ向かう際の最後のSAとなることから、“恵みの森”をコンセプトとし、「旅の思い出があふれる、賑わいの場」を創出するとしている。
東日本大震災発生後、初の新規大規模商業施設となることから、設計時点で災害対応機能を盛り込み、災害発生時には防災センターとなるレイアウトを持つほか、ヘリポート、100kW相当の自家発電設備、通信施設などを装備。救援・救護活動を支援するSA・PAのモデルケースとなる。
守谷SAでは、2012年9月12日に防災拠点化を目的とした実証訓練を警察や消防、自衛隊とともに実施しており、それらの知見が採り入れられていくものと思われる。