スバル、「プレオ プラス」を大幅に改良

　スバル（富士重工業）は8月19日、軽自動車の「プレオ プラス」を改良して発売した。価格は74万5000円～128万円。

　今回の改良では、衝突回避支援システムの「スマートアシスト」の搭載グレードを新たに設定。また、スバル車として初めて急ブレーキ時にハザードランプを自動点滅させる「エマージェンシーストップシグナル」を採用して全車に標準装備して安全性を充実させたほか、従来型から10％以上の燃費向上を実現し、ガソリン車トップとなる33.4km/Lを達成して環境性能を高めている。

同社のステラでも採用されている短距離レーダーシステムを使った「スマートアシスト」を一部グレードに設定。急制動をかけていることを後続車に知らせる「エマージェンシーストップシグナル」はスバル車初のアイテム

　このほかに外観では、フロントバンパーの形状変更などによってワイド感とスタイリッシュさを演出。上級グレードではメッキグリルも装備する。リアビューではLEDリアコンビランプの一部をクリア化して先進感を強調している。内装ではシートの色調をアイボリーから薄いグレーに変え、オーディオパネルもシルバーからブラックに変更して落ち着いた雰囲気を手に入れている。

ぐっと落ち着きある色遣いに変更されたインテリア

燃費向上のため、停車前のアイドリングストップ作動速度領域を7km/hから11km/hに変更。さらにCVTサーモコントローラー、気筒別燃焼制御、EGRクーラーなどを新採用し、2WD車ではフロアアンダーカバーやローダウンサスペンションの装着などによって全車エコカー減税の免税レベル適合となっている