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東京スマートドライバー事務局、「渋滞に巻き込まれても前向きになれる音楽 BEST10」

1位はZARD「負けないで」。1990年代の曲が多くランクイン

渋滞に巻き込まれても前向きになれる音楽 BEST10
2013年9月4日発表

 東京スマートドライバー事務局は9月4日、「渋滞に巻き込まれても前向きになれる音楽 BEST10」を発表した。

 東京スマートドライバープロジェクトは、各ドライバーがゆとりを持って運転することで、首都高での事故を減らすことを目的とした取り組み。無意識の思いやりがある人たちを「スマートドライバー」と呼んでいる。

 年間を通して8月と3月はとくに渋滞が多く、さらに1日の中で11時ごろと18時ごろに集中すると言う。こうした傾向を啓蒙するため、行楽シーズンで渋滞が増加する8月1日~9月30日まで、低速走行時の交通事故を減らすキャンペーン「渋滞スマートドライバー計画2013」を展開している。

 そして同計画の一環として「渋滞に巻き込まれても前向きになれる音楽 BEST10」を発表。集計したBEST10をドライバー同士でシェアし、低速走行時の交通事故の原因と言われるドライバーの「イライラ」や「眠気」を音楽で解消することに挑戦すると言う。Facebookユーザーを対象にインターネット調査を実施したもので、有効回答数は2112。調査は8月1日~21日にかけて行われた。

 その結果、1位はZARD「負けないで」。以下B'z「ultra soul」、ゆず「夏色」、ウルフルズ「ガッツだぜ!!」が続いた。結果を見ると、1990年代に流行した曲が多くランクインしており、その理由について30~40代が回答者のボリュームゾーンになっていることを挙げるとともに、「1990年代を10~30代で過ごした方が、レジャーとしてのドライブを楽しんでいた当時の時代背景を反映しているのではないか」と説明している。

 なお、東京スマートドライバープロジェクトのWebサイトでは、50位までの結果が掲載されているので、興味のある方はこちら(http://www.smartdriver.jp/jyutai2013/best.html)を参照されたい。

(編集部:小林 隆)