ブリヂストン、POTENZAシリーズの新モデル「Adrenalin（アドレナリン） RE002」

　ブリヂストンは、スポーツタイヤブランドであるPOTENZAシリーズの新モデル「Adrenalin RE002（アドレナリン アール・イー・ゼロ・ゼロ・ツー）」を、2014年2月1日に発売する。価格はオープンプライスで、205/55 R16 91W～275/30 R20 97W XLの全16サイズを展開する。

　POTENZAシリーズは現在、静粛性と乗り心地を重視した「S001」と、サーキットでの限界性能を重視した「RE-11A」の2モデルを展開するが、新たにセダンやクーペなどに乗るスポーツ志向が高いユーザーに向けたストリートスポーティタイヤのAdrenalin RE002を設定した。すでに欧州やアジアで販売されているモデルとなる。

　左右非対称のトレッドパターンを採用したAdrenalin RE002では、主にドライ性能とウェット性能を高次元で両立することを目的に開発が進められ、3本のグルーブが走るパターンを採用するとともに、中央のグルーブにはモータースポーツで使用するウェットタイヤの開発過程で生まれたという、波状デザインの「パルスグルーブ」を採用して排水性を確保。このパルスグルーブのラグ溝にはアーチ型の溝壁が施され、ブロック剛性を高めるとともに、グルーブの底に突起（ディフレクター）を付け、耐ハイドロプレーニング性能も考慮した。

　また、ショルダーブロックとインナーブロック間を連結するデザインの「コンビネーション・ブロック」や、シリカ配合コンパウンドなどの採用により、高速走行時から街乗りまで軽快なドライハンドリング性能と高いウェット性能を実現するとしている。

Adrenalin RE002は、主にドライ性能とウェット性能を高次元で両立することを目的に開発が進められた

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