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レクサス、高性能スポーツクーペ「RC F」は新型V8 5.0リッター直噴エンジンを搭載

最高出力330kW(450PS)以上、最大トルク520Nm(53kgm)以上

高性能スポーツクーペ「RC F」
2014年1月13日(現地時間)公開

 レクサス(トヨタ自動車)は1月13日(現地時間)、米国デトロイトで開催中の「2014年北米国際自動車ショー(デトロイトショー)」(1月13日~26日開催)において、高性能クーペ「RC F」の世界初公開を行った。RC Fは2014年後半に発売予定としている。

 RC Fはパワートレーンに新開発の直噴機構D-4Sを搭載した新型V型8気筒 5.0リッターを搭載し、最高出力は330kW(450PS)以上、最大トルクは520Nm(53kgm)以上を記録。このエンジンは、IS Fに搭載されている2UR-GSEをベースに、チタンバルブ、鍛造コンロッドのほか、シリンダーヘッドなどの新設計部品を採用したもので、自然吸気エンジンならではのリニア感やレスポンスのよさを実現するとともに、定常走行域ではアトキンソン化を実現することで、燃費・環境性能を向上させているという。トランスミッションは、8速AT(8-Speed SPDS)で、リアを駆動(2WD)する。

 ボディーサイズは、4705×1850×1390mm(全長×全幅×全高)。「レーザースクリューウェルディング」や「構造用接着剤」など、最先端のスポット溶接打点の追加により実現した軽量・高剛性ボディーにより、高い操縦安定性を実現しているという。そのほか、スポーティイメージをさらに際立たせた「カーボンパッケージ」が用意される。同パッケージではエンジンフード、ルーフ、リアウイングなどにカーボンパーツを採用し、約10kgの軽量化を実現。部品の一部はLFA工房で製造している。

(編集部:谷川 潔)