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レクサス、新型スポーツクーペ「RC」「RC F」を六本木ヒルズで特別展示

10月下旬の発売に向けてプロトタイプ車両を展示

展示会場は六本木ヒルズ 森タワーとけやき坂 コンプレックスの間にある大屋根プラザ(2階部分)
2014年9月14日~16日11時~20時

 レクサス(トヨタ自動車)は、六本木ヒルズ(東京都港区)大屋根プラザで新型スポーツクーペ「RC」「RC F」の特別展示会を9月14日~16日に開催している。この展示会は10月下旬の発売を予定している同車のプロトタイプ車両を展示するもので、特にRC Fは一般商業施設における公開は今回が初となる。開催時間は11時~20時で、ドアやボンネットの開閉はできないものの柵などによる規制は行われておらず、すぐそばまで近づいて見ることが可能。さらにドアウインドーが下げられた状態になっているため、室内を覗きこむこともできる。

発売されたばかりのNXは、車両展示に加えて試乗も可能

 また、7月に発売されたばかりの新型コンパクトクロスオーバーSUV「NX」も展示されており、さらに試乗も可能。試乗コースは約4.5kmで、所要時間は説明も含めて40分ほど(状況によって変更の可能性あり)。なお、展示車両は300hだが、試乗車は200tとなる。

 RCとRC Fの展示は今後、神奈川県のコレットマーレ(9月18日~21日)、グランフロント大阪(9月25日~28日)での開催が予定されている。

RC F

RC Fプロトタイプ。ボディーカラーは全8色を用意しているという
スピンドルグリルはメッシュタイプになる
「L」がモチーフのリアコンビネーションランプ
サイドの伸びやかなシルエットはクーペならでは
リアから見ると「踏ん張り感」を強調したフォルムであることが分かる
ボンネットにはエアアウトレットを設定
3眼フルLEDヘッドランプとアロータイプのLEDポジションランプはNXなどとも共通したテイスト
トランクリッドに青のワンポイントが入った「F」のバッヂを装着
エンジンは5.0リッターV型8気筒の「2UR-GSE」。「IS F」の搭載ユニットをベースに、チタンバルブや鍛造コンロッド、新設計のシリンダーヘッドなどを採用している。参考スペックは最高出力330kW(450PS)以上、最大トルク520Nm(53kgm)以上。トランスミッションは8速SPDS(Speed Sports Direct Shift)で駆動方式は2WD(FR)
カーボン(?)とブルーのアクセントの組み合わせでレーシーなムードを演出
バッテリーはシールドタイプ!? と思いきや、展示用のコンバーターのようだ
バルクヘッドと連結する3点式のタワーバーを装備
マフラーは独特なスタイルの4本出し
タイヤはミシュランのパイロットスーパースポーツでサイズは255/35 R19。ブレーキキャリパーは6ピストンでローターはスリット入り
リアは275/35 R19。こちらは4ピストンのようだ
ステアリングは青と白のステッチが目を惹く。滑り止めのディンプルをほぼ全面に設定
メーターパネルは中央に大径タコメーターを配置。右側のスピードメーターは340km/hまで刻まれている
シフトノブ&ブーツにも青白のステッチが入る。「リモートタッチ」はNXから採用されたタッチパッド式
シートはセミバケットタイプ
レクサス車でおなじみのアナログ時計をインパネ中央に設定
アルミタイプのアクセル&ブレーキペダルとフットレスト。パーキングブレーキは足踏み式
リアシートの中央にトランクスルーを装備

RC

RCの展示車はハイブリッドモデルの「RC 300h」。3.5リッターV型6気筒エンジンの「RC 350」もラインアップする
スピンドルグリルはRC Fと異なる縦桟タイプ。前後バンパーやサイドステップなどの形状も大きく異なる
ヘッドランプはプロジェクタータイプ。3眼式LEDはNXと同じくグレードやオプションにより装備
リアのトランクリッドには300hのバッヂを装着
パワーユニットはIS 300hと同じ2.5リッター直列4気筒ガソリンエンジンとモーターの組み合わせ
タイヤはブリヂストンのTURANZA(トランザ)ER33。サイズは225/50 R17
リアタイヤもフロントと同サイズの225/50 R17。18、19インチの設定もあるようだ
センターコンソールまわりの処理がISとは異なる
ステアリングのステッチは白
メーターパネルの左側にパワーメーターを設定
シフトセレクターまわり。マニュアルモードは前方がシフトアップ、後方がシフトダウンという操作設定
アナログ時計はRC Fとデザインが異なり、盤面が白になっている
フロントシートはサイドサポートが張り出したスポーツタイプ

(安田 剛)