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ポルシェ、新型「ボクスターGTS」「ケイマンGTS」を4月3日受注開始
ベースモデルから15PS/10Nm出力向上してケイマンGTSは285km/hを実現
(2014/3/19 23:30)
ポルシェ ジャパンは、ミッドシップスポーツモデルのボクスターとケイマンに高性能モデルとなる「ボクスターGTS」「ケイマンGTS」を設定。4月3日から受注開始を開始する。それぞれに左右ハンドル車を用意し、価格はボクスターGTSの6速MT車が885万円、同7速PDK(デュアルクラッチトランスミッション)車が949万円。ケイマンGTSの6速MT車が915万円、7速PDK車が979万円となっている。日本導入が4月1日以降になるため、価格は消費税8%を含む金額となっている。
「グランツーリスモスポーツ」を意味するGTSがモデル名に設定された両車は、ボクスターSとケイマンSに搭載されている自然吸気の水平対向6気筒DOHC 3.4リッターエンジンをブラッシュアップし、最高出力は11kW(15PS)向上、最大トルクも10Nm増大させ、ボクスターGTSで243kW(330PS)、ケイマンGTSは250kW(340PS)の最高出力を発生する。全車にスイッチを押すだけでパワートレーン制御を変化させる「スポーツクロノパッケージ」を標準装備。20インチの「カレラSホイール」を装着する足まわりには、フロントに235/35タイヤ、リアに265/35タイヤを採用する。
これらにより、スポーツクロノパッケージの「スポーツ・プラス」スイッチを押した場合、ケイマンGTSのPDK車で0-100km/h加速を4.6秒で実現する。また、ボクスターGTS 6速MT車の最高速は281km/h、ケイマンGTS 6速MT車の最高速は285km/hとなる。
外観では、独自デザインのフロントロアバンパー、ディフューザースタイルとなるリアバンパー、ブラック仕上げのベゼルを使用するポルシェ・ダイナミック・ライトシステム(PDLS)付バイキセノンヘッドライトなどを装着。内装でもスポーツシートや各トリム類に本革&アルカンターラのコンビネーション表皮を使用。レッドステッチなども用いてスポーティテイストを高めている。