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ホンダ、アメリカでの4輪車生産で2000万台達成

先駆けとなった「アコード」は1000万台目をラインオフ

1982年11月からの32年4カ月で2000万台のホンダ車が北米で生産された
2014年3月20日(現地時間)発表

北米産アコードも1000万台を突破した

 本田技研工業の現地法人であるホンダノースアメリカ・インコーポレーテッドは3月20日(現地時間)、アメリカでの4輪車生産台数が2000万台に到達したと発表した。また、これと同時にオハイオ州メアリズビル4輪車生産工場で1000万台目のアメリカ製アコードがラインオフしたと発表している。

 ホンダは1982年11月1日に、日本メーカーとして初めてメアリズビル4輪車生産工場で4輪車生産をスタート。現在ではオハイオ州イーストリバティ、アラバマ州リンカーン、インディアナ州グリーンズバーグに生産拠点を拡大し、4個所の工場で生産を実施。乗用車4車種、ライトトラック7車種の計11車種を世に送り出しており、2013年は過去最多記録を更新する130万9917台を生産している。

 アメリカで生産される最初のモデルとなったアコードは市場に好評を持って受け入れられ、乗用車の年間販売台数でトップ争う人気車種となっている。メアリズビル4輪車生産工場はアメリカ国内で販売されるすべてのアコードの生産を担当し、生産した一部は輸出も行っている。

 この累計生産台数2000万台達成を受け、ホンダオブアメリカマニュファクチュアリング・インコーポレーテッド 取締役社長兼北米地域四輪生産統括責任者の岩田 秀信氏は「私たちが累計生産2000万台を達成できたのは、2000万人のお客様が私たちの製品に信頼を寄せていただいた結果であることを深く認識しており、この約30年間にわたるお客様のご支援に感謝申し上げます。また、お客様のために最高品質の製品を生産し続けてきた米国内の何万人ものホンダ従業員、および何百ものサプライヤー様のコミットメントを高く評価したいと思います」とコメントしている。

ホンダのアメリカ国内における4輪車生産
ホンダオブアメリカマニュファクチュアリング
・メアリズビル4輪車生産工場:1140万台(1982年生産開始)
・イーストリバティ4輪車生産工場:475万台(1989年生産開始)
ホンダマニュファクチュアリングオブアラバマ・エル・エル・シー:310万台(2001年生産開始)
ホンダマニュファクチュアリングオブインディアナ・エル・エル・シー:75万台(2008年生産開始)

(編集部:佐久間 秀)