ニュース

損保ジャパン/日本興亜損保、無料配布アプリ「Safety Sight」に新機能追加

白線認識技術を新採用し、「急操作アラート通知」「運転スコア通知」などを追加

路上の白線を認識可能になり、どの車両が自車の前方を走っているのかより正確に把握できるようになった
2014年4月15日提供開始

 損害保険ジャパンと日本興亜損害保険は、2012年8月から無料配布している自動車運転者向けスマートフォンアプリ「Safety Sight」に安全運転支援機能を新たに追加し、4月15日から提供を開始した。

 両社の契約者に限らず誰でも無料で利用できるこのアプリは、走行中の急操作である「急アクセル」「急ブレーキ」「急ハンドル」を検知したときに、音声と画面表示で警告する「急操作アラート通知」、走行中の運転スコアを表示し、その増減を効果音と画面表示で知らせる「運転スコア通知」、走行開始から1時間経過ごとに音声通知してドライバーに休憩を促す「走行時間経過お知らせ」、走行開始から100km経過ごとに音声通知する「走行距離経過お知らせ」という4つの機能を新採用した。

“業界初”という4種類の新機能が与えられた

 また、今回のアップデートからカーメイトが開発した「白線認識技術」を新採用し、スマートフォンに搭載されたカメラで道路上の白線などを認識。画面上の表示に自車が走っている車線を表示するとともに、自車の前を走行する車両と別の車線にいる車両の誤認防止を図り、前方車両検知の精度を向上させている。これにより、同じくカーメイトの技術協力で搭載されている「前方車両接近アラート」「前方車両発進お知らせ」「安全運転診断」などの機能が進化している。このほかにもSafety Sightでは、「ドライブレコーダー」「走行履歴」「トラブル解決術」などの機能が用意されている。

 Safety SightはiOS版とAndroid版が用意されており、iOS版はiOS 5.0以降でGPS機能を備えているiPhone、iPadなどで利用可能。App Storeで配信(https://itunes.apple.com/jp/app/safety-sight-jie-jinarato/id549776266)している。Android版はAndroid2.2以上のスマートフォンに対応し、Android2.3以上で1GB以上のRAMを搭載している機種を推奨。Google playで配信(https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.sompo_japan.safetysight&hl=ja)している。

(編集部:佐久間 秀)