ホンダ、「N-ONE」をマイナーチェンジして最高燃費を28.4km/Lに向上

　本田技研工業は、軽自動車「N-ONE」をマイナーチェンジして5月16日に発売する。価格はN-ONEが118万5000円～162万7828円、N-ONE Premiumが149万円～179万2829円。

●N-ONE

●N-ONE Premium

　今回のマイナーチェンジでは、ボディーカラーに新色の「フレッシュライム・メタリック」「ホライゾンターコイズ・パール」を追加し、それぞれにNシリーズ独自の「2トーンカラースタイル」である「フレッシュライム・メタリック×タフタホワイト」「ホライゾンターコイズ・パール×スタリーシルバー・メタリック」を設定。4種類を追加したほか、既存のボディーカラーでも「2トーンカラースタイル」の設定を拡大してバリエーションを増やし、全25種類のカラーラインアップとしている。

新色の「フレッシュライム・メタリック」

2トーンカラースタイルの「フレッシュライム・メタリック×タフタホワイト」

新色の「ホライゾンターコイズ・パール」

2トーンカラースタイルの「ホライゾンターコイズ・パール×スタリーシルバー・メタリック」

N-ONEではルーフに「タフタホワイト（写真）」「スタリーシルバー・メタリック」「クリスタルブラック・パール」の3色をボディーカラーと組み合わせる「2トーンカラースタイル」を用意しているが、組み合わせの幅を広げて全25種類のカラーラインアップになった

「ポリッシュドメタル・メタリック×ブラック」

「スマートブラック×シルバー」

「プレミアムディープモカ・パール×シルバー」

「プレミアムディープロッソ・パール×シルバー」

　インテリアデザインでは、ボディーカラーと同色で車内をコーディネートできるインテリアパネルを設定。N-ONEの特徴であるプレミアム感をさらに高めている。

　このほか、フリクション低減、熱効率の改善などによってエンジンを大幅に刷新。JC08モード燃費を、2WD（FF）の自然吸気エンジン車で従来の27.0km/Lから28.4km/L、4WDのターボエンジン車で従来の21.8km/Lから23.0km/Lと向上させている。また、先進安全装備をセットにした「あんしんパッケージ」を、エントリーグレードのGでオプション設定、そのほかのグレードで標準装備として安全性を強化。この「あんしんパッケージ」では、約30km/h以下の走行中に低速域衝突軽減ブレーキを作動させる「シティブレーキアクティブシステム」、側面衝突などから乗員を守る「サイドカーテンエアバッグシステム」「前席用i-サイドエアバッグシステム（容量変化タイプ）」が装備される。

　さらに装備品では、プラズマクラスター技術搭載のフルオート・エアコンを全車に標準装備。G以外のグレードではフロントウインドーとフロントドアガラスに「IRカット/UVカット機能」を採用してキャビンの快適性を高めている。

ボディーカラー同色のインテリアパネルを新設定。インテリアのカラーバリエーションも増加している

プラズマクラスター技術搭載のフルオート・エアコンを全車に標準装備

G以外のグレードに「IRカット/UVカット機能」を与えたフロントウインドーとフロントドアガラスを採用

先進安全装備の「シティブレーキアクティブシステム」や側面からの衝撃から乗員を保護する「サイドカーテンエアバッグシステム」などをセットにした「あんしんパッケージ」を一部のグレード以外に標準装備

【お詫びと訂正】記事初出時、写真解説の入る場所が一部間違っておりました。お詫びして訂正させていただきます。