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ANA、9月から博多一風堂の“コク極まる味噌「大地」”を国際線機内食に新投入
「ザ・コノシュアーズ」による機内食にも新メンバー&新メニュー
(2014/7/29 11:59)
ANA(全日本空輸)は7月25日、9月から投入する新たな機内食についての発表を行った。加えて、7月29日に日本初受領となるボーイング787-9型機の概要説明を行った。
ANAは2013年6月より国際線ファーストクラス、欧米線ビジネスクラスの軽食メニューの1つとして博多一風堂のラーメンを提供している。これまでは、とんこつ味“そらとん”と、醤油味“ふるさと”だったが、9月以降は醤油味“ふるさと”に代わり“コク極まる味噌「大地」”を投入。麺はこれまでと異なる太めの平麺で、トッピングの「肉みそ」は肉類を使用せず、大豆で肉の食感・味を再現したヘルシーなものとなっている。
新メニュー開発と同時に提供路線をアジア線にも拡大。日本発の北米路線、日本発着の欧州路線・バンコク線・シンガポール線には“空の上のトンコツ「そらとん」”を、日本着の北米路線と日本発着のジャカルタ線には“コク極まる味噌「大地」”を提供していく。ジャカルタ線に肉類を使わない大地が投入された背景として主に野菜食を中心に生活しているお客さまが多いことを挙げている。
9月以降はメインとなる機内食にも新たなメニューを追加。ANAは機内食のプロデュースを世界的に有名なシェフらによる「THE CONNOISSEURS(ザ・コノシュアーズ)」に依頼。書くシェフがプロデュースする機内食を提供している。
9月からフランス料理にピエール・ガニエール氏を、イタリア料理にアニー・フォルデ氏、和食に奥田透氏と西川正芳氏を招き、26人のシェフがプロデュースする機内食を提供していく。
そのほかANAは、機内食の人気投票である総選挙を実施。2014年12月~2015年11月に国際線エコノミークラスで提供する機内食を人気投票で決めていく。CS&プロダクトサービス室 商品戦略部 部長 岡功士氏は、「1位は必ず提供、2位、3位についてはお客さまの声を検討して提供していく」と語った。
総選挙の投票期間は、和食が8月1日7時30分~8月5日23時59分、洋食が8月8日7時30分~8月12日23時59分。以下のSNS各ANA公式アカウントにて実施する。
・Facebook ANA.Japan(日本語)
(https://www.facebook.com/ana.japan)
・Facebook All Nippon Airways(英語)
・Facebook ANA.HongKong(香港繁体字)
・Facebook ANA.全球(台湾繁体字)
・新浪微博(Sina Weibo) 全日空航空_ANA(簡体字)
・Twitter ANA旅のつぶやき(日本語)
・Twitter All Nippon Airways(英語)
投票結果は、和食は8月6日、洋食は8月13日に各ページにて発表予定。
岡氏は、日本初受領となるボーイング787-9型機についても概略を説明。787-9型機は、すでに運用している787-8型機の胴体を約6m延長した機体で、受領する国内線仕様の場合、787-8型機より60席多い395席仕様となる。この期待は7月29日夜に日本に到着する予定だ。
また、この機体を使用したフライトを8月4日に実施予定としており、無事に実施されれば乗客を乗せての世界初フライトになるという。搭乗するのは、日米の小学生ら。羽田を飛び立ち、世界遺産となった富士山上空への遊覧飛行が予定されている。