ニュース

スズキ、広州モーターショーにCセグメントセダン「アリビオ」を出品

中国市場で12月発売予定。1.6リッターガソリンエンジンに6速AT・5速MTを用意

2014年11月20日発表

Cセグメントセダン「ALIVIO(アリビオ)」

 スズキは、中国・広州市で開催中の広州モーターショー(11月20日プレスデー、21日~29日一般公開)にCセグメントセダン「ALIVIO(アリビオ)」を出展。このクルマを12月から中国市場で順次発売すると発表した。

 アリビオは4月に北京モーターショーで世界初公開されたコンセプトカー「Concept ALIVIO」をベースに市販モデル化したCセグメントセダンで、インド市場ではインド子会社マルチ・スズキから、「CIAZ(シアズ)」の車名で10月から販売しているモデル。

 ボディーサイズは4545×1730×1475mm(全長×全幅×全高)で、室内空間は同クラス最大級と表現。パワートレーンでは出力の向上と低燃費化を推し進めた1.6リッターガソリンエンジンを搭載し、これに新開発の6速ATと5速MTを組み合わせる。

 生産は同社における中国での合弁企業である重慶長安鈴木汽車有限公司が担当し、中国市場で最大のボリュームとなっているCセグメントにニューモデルを投入することで拡販を図る計画。

 広州モーターショーで実施された記者発表会で、同社の副社長である鈴木俊宏氏は「スズキは中国のセダン市場を非常に重要な市場だと位置づけている。“ALIVIO”は、スズキが中国のお客様のニーズに合わせて開発し、そのご期待にお応えできると自信を持って投入するモデルであり、高い競争力を備えていると確信している」と述べている。

(編集部:佐久間 秀)