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電王戦×TOYOTA「リアル車将棋」の詳細発表。“過去の名車”に「AE86」「ランクル40」などが選出

玉将「クラウン」、飛車「レビン(AE86)」、角行「ランクル(40系)」、香車「MR-S」、歩兵「ヴィッツ(初代)」

2015年2月8日開催

 ドワンゴとトヨタマーケティングジャパンは、2月8日に西武ドーム(埼玉県所沢市)で開催する「電王戦×TOYOTA『リアル車将棋』」の詳細を発表した。

 このリアル車将棋は「将棋」と「クルマ」がコラボレーションし、本物の自動車を将棋の駒に見立てて戦う“地上最大の対局”。対局棋士はプロ棋士の羽生善治名人と豊島将之七段が務め、イベントの模様をドワンゴが運営するインターネットライブ配信サービス「ニコニコ生放送」で生中継する。

 対局では羽生名人が“過去の名車”、豊島七段が“現行車”を駒として使用。羽生陣営の“過去の名車”8車種が以下になると発表された。

玉将「トヨペット クラウン」
飛車「カローラレビン(AE86)」
角行「ランドクルーザー(40系)」
金将「プリウス(初代)」
銀将「アルテッツァ」
桂馬「bB(初代)」
香車「MR-S」
歩兵「ヴィッツ(初代)」

飛車として登場する「カローラレビン(AE86)」
角行として登場する「ランドクルーザー(40系)」

 リアル車将棋では車両の移動時間も持ち時間に含まれるため、効率的な車両移動も競技における大きな要素。そのため、両陣営をドライバー5人と監督1人によるドライバーチームがサポート。羽生陣営は「早稲田大学自動車部チーム」、豊島陣営は「トヨタ自動車精鋭テストドライバーチーム」が車両移動による“駒運び”を担当する。

 このほか、先手番・後手番を決める振り駒担当として、元トヨタ自動車社員、元プロ野球選手という経歴を持ち、将棋アマチュア三段の腕前を持つ古田敦也氏がゲスト出演する。

イベント概要

開催日時:2月8日(日)10時~20時予定
対局会場:西武ドーム(埼玉県所沢市上山口2135) 一般観覧なし
対局棋士:羽生善治名人 vs 豊島将之七段
出場車種:“現行車”8車種および“過去の名車”8車種
持ち時間:4時間切れ負け(チェスクロック方式) 車両の移動時間も持ち時間に含む
手番:当日行われる振り駒により決定 着手に関しては、指された局面をクルマで再現して1手
主催:ドワンゴ、トヨタ自動車
協力:日本将棋連盟
番組URL:http://live.nicovideo.jp/watch/lv199844325
公式サイト:http://ex.nicovideo.jp/denou/kurumashogi/

(編集部:佐久間 秀)