トヨタとドワンゴ、車を駒として使う「リアル車将棋」の特別編を3月1日21時からニコニコ動画で放送

　過去の名車や現行の車を駒として使い、2月8日に西武ドームで対局が行われた「リアル車将棋」の様子

　トヨタマーケティングジャパンとドワンゴは2月23日、過去の名車や現行の車を将棋の駒に見立てて使い、2月8日に西武ドームで対局が行われた「電王戦×TOYOTA『リアル車将棋』」の様子に未公開シーンを加えたものを、特別編として3月1日21時からニコニコ生放送で放映すると発表した。放映時間は30分を予定。

対局中の様子

使用された車両には、ルーフ部分に駒を取り付けたほか、車体に番号と駒名、移動ルールの解説がマーキングされた

対局の結果は、羽生名人が94手で勝利

　この「リアル車将棋」は、車両のルーフに将棋の駒を乗せ、車サイズの盤面を棋士の指示に従って車を移動させながら10時間にわたり対局が行われた。使用した車両はトヨタの新旧名車40台、50万人以上がこの中継をニコニコ生放送で視聴したとのこと。なお、対局した棋士は羽生善治名人と豊島将之七段。勝敗は羽生名人が94手で勝利している。

駒として使われた車両

【羽生善治名人が使用した「過去の名車」】
王将:トヨペット クラウン（２代目）
飛車:カローラレビン（AE86）
角行:ランドクルーザー（40系）
金将:プリウス（初代）
銀将:アルテッツァ
桂馬:bB（初代）
香車:MR-S
歩兵:Vitz（初代）

【豊島将之七段が使用した「現行車」】
王将:クラウン アスリート
飛車:86（ハチロク）
角行:MIRAI
金将:プリウス
銀将:ハリアー
桂馬:iQ
香車:カローラ アクシオ
歩兵:Vitz