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エルシーアイ、「エキシージS」の6速ATモデルを発売

0-100km/h加速は6速MTを0.1秒上回る3.9秒を達成

2015年2月10日発売

1006万5600円(エキシージS/6速AT)、1022万7600円(エキシージS ロードスター/6速AT)

 エルシーアイは2月10日、「エキシージS」「エキシージS ロードスター」の6速ATモデルを発売した。価格は前者が1006万5600円、後者が1022万7600円。デリバリーの開始は6月を予定している。

「エキシージS」シリーズはこれまで6速MTモデルのみのラインアップだったが、新たに6速ATモデルを追加。この6速ATモデルでは、センターコンソールに「P」「R」「N」「D」のボタンが並び、鍛造アルミニウムのパドルシフトでシフト操作が可能になっている。シフトアップに要する時間は0.24秒としており、0-100km/h加速においては6速MTモデルを0.1秒上回る3.9秒を達成したという。さらにシフトダウン時にブリッピングも行う。

 また、6速MTモデルと同様、車両制御システム「DPM(ダイナミック・パフォーマンス・マネジメント)」を搭載。オプションの「レースパック」を装着すると、DPMの介入を減らす「レースモード」を選択できることも6速MTモデルとの共通事項となっている。

 この6速ATモデルについて、グループロータス社のジャンマルク・ゲールズ最高経営責任者は「オートマチックの導入により、エキシージシリーズを、世界的により多くのお客様へお届けできるようになりました。これからは、2ペダルや、オートマチック・トランスミッションに慣れたお客様も、妥協することなく、エキシージSのありえないほどのパフォーマンスとハンドリングを楽しむことができます」と、その魅力について語っている。

6速ATモデルではセンターコンソールに「P」「R」「N」「D」のボタンが並ぶ。ステアリングの奧には鍛造アルミニウムのパドルシフトが備わる

(編集部:小林 隆)