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道東道 浦幌IC~白糠IC間が3月29日開通

釧路市~札幌市間の所要時間は夏季で23分、冬季で32分短縮

2015年3月29日開通

3月29日に道東自動車道 浦幌IC~白糠IC間が開通

 国土交通省 北海道開発局は、3月29日に北海道横断自動車道(道東自動車道)浦幌IC(インターチェンジ)~白糠IC間(延長26.0km)を開通する。開通時刻は追って発表。同区間の通行料金は無料。

 道東道は、寿都郡黒松内町を起点に小樽市、夕張市、清水町、本別町などを経由し、根室市や網走市へいたる延長約694kmの高速道路。浦幌ICから見て東側(釧路市側)に位置する白糠ICの開通により、札幌市~釧路市間の所要時間は夏季で5時間6分だったところ4時間43分(23分短縮)に、冬季で6時間10分だったところ5時間38分(32分短縮)になる試算が発表されている。

 そのほかの整備効果として、釧路・根室地域と道央・十勝地域や苫小牧港などの物流拠点への交通体系が強化されるとともに、釧路・根室地域への救急搬送や血液輸送といった医療に貢献できるとしている。

(編集部:小林 隆)