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マクラーレン・ホンダ、「MP4-30」の新カラーリング公開

スペインGPでデビュー

2015年5月6日(現地時間)公開

 マクラーレン・ホンダは5月6日(現地時間)、F1世界選手権・スペイングランプリ(5月10日決勝)から採用する「MP4-30」の新カラーリングを公開した。新カラーリングは、夕暮れや夜間のレースで使用される投光照明を考慮して、MP4-30の視覚的なインパクトを向上させたという。

 今シーズン、現在までのマクラーレン・ホンダの成績は、ドライバーズランキングがフェルナンド・アロンソの16位、ジェンソン・バトンの17位、コンストラクターランキングが9位となっている。

 これまでの戦いに関して、ホンダF1プロジェクト総責任者の本田技術研究所専務執行役員の新井康氏は「我々にとってバーレーン後の3週間は4戦の振り返りと分析をし、これから始まるヨーロッパラウンドに向けた準備を進めるための貴重な時間でした。前戦のバーレーンGPでは、1台は予選で初めてのQ2に入り、レースにおいても中段グループでのバトルを展開するほどの進化を証明することができた一方、1台は電気系のトラブルによりグリッドに立つことができませんでした」と振り返った。

 続けて、次戦スペイングランプリに向けて、新井氏は「パワーユニットのドライバビリティーおよび信頼性のアップデートを図り、レースごとにステップアップしている姿を見せたいと思っています。ここカタルニア・サーキットは、テクニカルなサーキットですが中・高速コーナーも多く、ドライバーも観客も楽しめるサーキットです。オーバーテイクが難しく、マシンにとっては高速での安定性やバランス、空力が重要な要素となります。シャシーもエアロパッケージの微調整とアップデートを準備しており、レース週末にパワーユニットと一体となったマシンが走り出すのが楽しみです」と意気込みをコメントしている。

(編集部:椿山和雄)