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マツダ、約11万台を対象に「マツダコネクト」のサービスキャンペーン開始

対象は2013年9月3日~2015年4月24日に生産した「アクセラ」「デミオ」

2015年5月21日開始

デミオに採用された「マツダコネクト」

 マツダは5月21日、「アクセラ」「デミオ」に搭載する「マツダコネクト」に関して、制御プログラムの書き換えやナビゲーション用SDメモリーカードの交換などのサービスキャンペーンを開始した。対象となるのは、2013年9月3日~2015年4月24日に生産した、約11万台。

 今回のサービスキャンペーンで対象となる不具合の内容は、「マツダコネクト」のナビゲーションやオーディオ、テレビシステムを制御している「コネクティビティー・マスター・ユニット」の制御プログラムが不適切なため、USBや近距離通信端末と接続した場合、通信不良やセンターディスプレイに何も表示されず画面表示が消えて再起動する等が発生し、ナビゲーションやオーディオが正常に機能しないことがある。

 また、ナビゲーションのプログラムが不適切なため、ルート案内や地図表示が判りにくい、または登坂走行時等において自車位置が正しく表示されなくなることがある。

 改善対策として、全車両、マツダコネクトの動作安定性を向上させるため、コネクティビティー・マスター・ユニットの制御プログラムを書き換える。

 また、ナビゲーションの自車位置精度を向上させるため、パワートレインコントロールモジュールの制御プログラムを書き換えるとともに、ナビゲーション装着車両に対しては、ナビゲーションの仕様を変更するためSDカードを改善品と交換し、取扱書も改訂版と交換する。

「マツダコネクト」を操作するコマンダーコントロール
デミオに採用された「マツダコネクト」

(編集部:椿山和雄)