BMW、クリーンディーゼルモデル「523d」「523dツーリング」の価格を57万円引き下げ

価格改定が行われた5シリーズ（写真は本国仕様）

　ビー・エム・ダブリューは、5シリーズのクリーンディーゼルモデル「523d（セダン）」「523dツーリング（ワゴン）」の車両価格を改定し、7月1日から発売する。価格はセダンが599万円～1150万円、ツーリングが633万円～1008万円。

　523dは、5シリーズ全体の販売台数のうち約4割を占める中核モデル。今回、この中核モデルの標準装備内容を見直し、従来モデルからセダン、ツーリングともに57万円引き下げるという戦略的な価格設定が行われた。

　また、523i Luxury/M Sport、523d Luxury/M Sport、528i Luxury/M Sportには「レーン・チェンジ・ウォーニング」「アクティブ・プロテクション」を新たに標準装備（535i[xDriveツーリング含む]、550i、ActiveHybrid 5 Luxury/M Sportは従来から標準装備）。

　レーン・チェンジ・ウォーニングは、ドライバーから死角になる自車の左右後方を走行する車両や、追い越し車線から急接近してくる車両をドライバーに警告することで、安全な車線変更をサポートする先進の運転支援システム。

　アクティブ・プロテクションは、衝突の危険性が高まったとシステムが判断した場合に、フロントのシートベルトを引き締めるとともに、開いているウインドーやオプションの電動サンルーフを自動的に閉め、万が一の際に乗員を最適に保護する。さらに事故が発生した際には、システムが車両を減速させ、さらなる衝突の防止または被害を最小限に抑える。加えて、システムが運転中のステアリング操作や車速などの情報をもとにドライバーの疲労を判断し、コントロール・ディスプレイにて休息を促す機能も備わっている。

5シリーズセダン（Luxury）

5シリーズツーリング

●セダン

※：価格改定実施モデル

●ツーリング

※：価格改定実施モデル