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トヨタ、元常務役員ジュリー・ハンプ氏への検察庁の処分に関する声明

7月6日付でチーフコミュニケーションオフィサーに取締役・専務役員の早川茂氏が就任

6月19日に開催した会見でジュリー・ハンプ氏についてコメントするトヨタ自動車 代表取締役社長 豊田章男氏
2015年7月8日発表

 トヨタ自動車は7月8日、ジュリー・ハンプ元常務役員が麻薬取締法違反で逮捕された件について、検察庁の処分に関する声明を発表した。

 リリースでは「今回の件を踏まえ、企業理念に掲げる通り、内外の法及びその精神の遵守が最も大切であるということを、改めて徹底してまいります。その上で、世界のどこでも社員が安心して働き、活躍することができるよう、改善すべき点をしっかりと改善してまいります。そしてこれからも、『真のグローバル企業』をめざし、国籍、性別、年齢などにかかわらず、多様性を尊重し、『適材適所』の考え方に基づいた人材登用を進めてまいります」とコメントしている。

 なお、ジュリー・ハンプ氏が務めたチーフコミュニケーションオフィサーには、7月6日付で取締役・専務役員の早川茂氏が就任したことも合わせて報告されている。

(編集部:小林 隆)