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ダンロップ、転がり抵抗を29%低減したトラック・バス用スタッドレス「エコルト SP088」

2層サイドウォール構造と「4D NANO DESIGN」による新カーボンで低発熱化

2015年9月から順次発売

オープンプライス

 ダンロップ(住友ゴム工業)は、トラック・バス用のスタッドレスタイヤ「ECORUT SP088(エコルト エスピーゼロゼロハチ)」を9月から順次発売する。発売サイズは10種類で全サイズチューブレスタイプ。価格はオープンプライス。

サイズ
225/80 R17.5123/122L
245/70 R19.5136/134J
265/70 R19.5140/138J
11 R22.514PR
11 R22.516PR
12 R22.516PR
11/70 R22.514PR
275/70 R22.5148/145J
275/80 R22.5151/148J
295/80 R22.5153/150J

 同社独自のトラック・バス用タイヤ技術「DECTES(デクテス)」を採用するエコルトシリーズのスタッドレスタイヤとなるこの新製品では、同じく独自の新材料開発技術「4D NANO DESIGN」を使って開発した新カーボンを投入。ゴム分子との絡みを増やしたカーボンの使用により結合力を高め、無駄な発熱を抑えることでエネルギーロスを抑制している。

 さらに、低発熱性に特化させた内層サイドウォール、耐外傷性能と低発熱性を両立させる外層サイドウォールという2種類の部材を組み合わせた「2層サイドウォール構造」を採用。これにより、耐摩耗性能を重視した同社のトラック・バス用スタッドレスタイヤ「SP081」と比較して転がり抵抗を29%低減し、スタッドレスタイヤながら低燃費性能を追求している。

(編集部:佐久間 秀)