グランプリ出版は、書籍「初代クラウン開発物語 トヨタのクルマ作りの原点を探る」を発売した。著者は桂木洋二氏、体裁はA5判、187ページ。価格は本体価格1800円+税。
同書は、初代「クラウン」の開発責任者へ徹底取材をした書籍。今回、1991年初版刊行時から、新たに発掘した貴重な資料と文献を収録して増補改訂版として刊行した。
競合他社は海外メーカーと技術提携で乗用車開発を進めるなか、トヨタはあえて"日本人の頭と腕"で、純国産の自動車を開発する道を選んだ。戦後日本の「モノ作り」の礎となった「クラウン」は、どのようにして生み出されたのかを示した。