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ホンダ、新型原付スクーター「ジョルノ」を熊本製作所で生産開始

海外生産から日本生産へ移管

2015年9月11日実施

 本田技研工業は9月11日、50ccの新型原付スクーター「ジョルノ」の日本生産を開始し、生産工場の熊本製作所でラインオフ式典を行った。

 フルモデルチェンジした新型「ジョルノ」は、燃費性能に優れた水冷4ストロークエンジンを搭載して、日本で10月2日に発表、10月16日に発売予定。今回、中国で生産していたジョルノの生産を日本の熊本製作所に移管した。

ラインオフ式典のようす

 ホンダは国内で販売している50ccの原付一種モデルの9割以上を海外で生産してきたが、新型ジョルノの日本への生産移管に続き、現在ベトナムで生産し、日本で販売している50cc原付スクーター「Dunk(ダンク)」「タクト」も、順次熊本製作所に生産を移管する予定。

本田技研工業 取締役 執行役員 2輪事業本部長 青山真二氏

 本田技研工業 取締役 執行役員 2輪事業本部長 青山真二氏は「本日ラインオフする新型ジョルノは、コミューターモデルの日本生産回帰につながる第1弾になります。熊本製作所においては、コミューターから大型の趣味商品まで、生産方法が異なるさまざまな2輪車を生産し、より多くのお客様に提供できるように一層の努力を図ってまいります」とコメントした。

(編集部:椿山和雄)