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ホンダ、熊本製作所の生産休止を4月28日まで延長

その先の生産予定は工場の修復、部品供給の状況を見ながら決定

2016年4月21日 発表

 本田技研工業は4月21日、「平成28年熊本地震」の影響で生産を休止している熊本製作所(熊本県菊池郡大津町)について、設備の被害状況などを鑑みて4月28日まで生産休止を延長すると発表した。

 熊本製作所は1976年に創業を開始し、ホンダの2輪車や汎用製品などを量産するホンダで4番目の製作所。4月14日夜から生産活動を休止しており、4月28日以降の生産予定については工場の修復、部品供給の状況を見ながら決定していくとしている。

 なお、熊本製作所以外の生産拠点については、軽自動車の委託生産先である八千代工業で4月22日から一部生産を縮小して稼動。そのほかの生産工場については通常どおりの稼動予定としている。

大型2輪「ゴールドウイング」、原付スクーター「ジョルノ」などを生産拠点となっている熊本製作所(参考画像)

(編集部:佐久間 秀)