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【CEATEC JAPAN 2015】マツダ、「アダプティブ・LED・ヘッドライト」を技術展示

「CX-5」も展示して最新の「スカイアクティブ テクノロジー」を紹介

2015年10月7日~10日10時~17時開催

Web事前登録者は入場無料。当日登録は一般1000円、学生500円

CEATEC JAPAN 2015のマツダブース

 幕張メッセ(千葉県千葉市)で、ITとエレクトロニクスの展示会「CEATEC JAPAN 2015」(シーテック ジャパン 2015)が10月7日~10日に開催される。入場料はWeb事前登録者は無料。当日登録は一般1000円、学生500円。

 このイベントに出展するマツダは、同社ブースでSUV「CX-5」を車両展示し、各種パーツや解説パネルを使い、CX-5に採用されている先進運転支援システム「i-ACTIVSENSE」(アイアクティブセンス)、走破性と燃費を両立させた新世代4WDシステム「i-ACTIV AWD」などについて紹介。また、2014年11月の大幅改良でCX-5とフラグシップセダン「アテンザ」に採用した新世代ヘッドランプ技術「アダプティブ・LED・ヘッドライト」(ALH)について解説するデモ展示を行う。

マツダブースの一角に用意されたALHの技術解説デモ展示

 ALHは合計12個のLEDを組み合わせて1つのユニットを構成するLEDヘッドライト。両サイドの各4個とそのあいだに配置する各2個の4・2・2・4配列で点灯のON/OFFを制御。夜間走行ではハイビームの使用を基本としつつ、対向車のヘッドライトや先行車のテールランプなどを検知した場合には部分消灯を実施。周辺を走る車両を眩惑することなく広い視界を確保できる。

 このほか、約40km/h以下での走行時にはヘッドライト外側に備える「ワイド配光ロービーム」を点灯させ、前方側方の歩行者などの存在も確認可能。さらに約95km/h以上の高速走行時には「ハイウェイモード」への切り替えを実施。ヘッドライトの光軸を自動的に上げ、高い位置にある標識や遠くにある障害物などを認識しやすくする。

 会場で行われるデモ展示では、ALHのユニットを壁面に向けて固定したものとケーブルで接続され自由に動かせるものの2つを連動させて展示。用意された4個のボタンによってON/OFFを切り替えることで、ALHの配光制御を体感できる。

周囲のライティングに影響されないよう、ボックス状に仕切ったエリアでALHの配光制御を紹介
すべてのハイビームが点灯している状態
点灯状況を手前側に用意されたボタンを押すことで変更できる
ボタンにはランプが内蔵されており、この写真では左側と中央右が点灯している
ALHのユニットを正面側から撮影した写真。ボタンによるON/OFFで自在に点灯状況が変化していることが分かる
展示用のALHのユニットは、内部の構造が分かりやすいよう一部をカットしている。また、本来であればLEDの前方に光を収束するレンズユニットが設定される
ALHの解説パネル
2014年11月に大幅改良された現行型モデルの「CX-5」
CX-5の車両展示のほか、先進運転支援システム「i-ACTIVSENSE」について解説する各種パーツや解説パネルでの展示を実施

(編集部:佐久間 秀)