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マツダ、「CX-3」「CX-5」がJNCAP予防安全性能評価の最高ランク「ASV+」獲得

2015年10月23日発表

2月27日に新発売された「CX-3」

 マツダは10月23日、同社の「CX-3」「CX-5」がJNCAP予防安全性能評価の最高ランク「ASV(Advanced Safety Vehicle+)」を獲得したと発表した。

 JNCAPは、国土交通省とNASVA(自動車事故対策機構)が安全な自動車の普及を促進するため1995年度から公表している自動車安全情報。現在市販されている自動車の衝突安全性能、歩行者保護性能、ブレーキ性能などを評価し、その結果を公表している。

 JNCAP予防安全性能評価は2014年度から導入された評価で、車両に対する衝突回避または衝突被害の軽減を支援する衝突被害軽減性能と、車線の逸脱を検知・警告する車線逸脱警報性能など、車両の予防安全性を「ASV+」「ASV」の2段階に評価。2015年度からは、新たに自動車後方を映像で表示する後方視界情報提供装置(バックモニター等)の性能の評価が加わっている。

「ASV+」の評価を受けた「CX-3」と「CX-5」は、マツダの先進安全技術「i-ACTIVSENSE」の装備として、中高速走行時における衝突被害を軽減、または回避する「スマート・ブレーキ・サポート」(SBS)、低速走行時の衝突被害を軽減、または回避する「スマート・シティ・ブレーキ・サポート」(SCBS F)、車線からはみ出す可能性がある場合に警報音で警告する「車線逸脱警報システム」(LDWS)などを採用している。

1月7日に大幅改良されて発売となった「CX-5」

(編集部:佐久間 秀)