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レクサス、インホイールモーターや自動運転技術を採用した燃料電池車「LF-FC」を世界初公開
次世代フラッグシップをイメージしたコンセプトモデル
(2015/10/28 16:46)
- 2015年10月28日発表
レクサスは10月28日、将来のフラッグシップモデルをイメージして、インホイールモーターや自動運転技術などの技術を採用した燃料電池車(FCV)のコンセプトモデル「LF-FC」を、東京モーターショー2015で世界初公開した。
「LF-FC」のボディーサイズは、5300×2000×1410mm(全長×全幅×全高)で、乗車定員4名。燃料電池技術では、高出力のFCスタックとパワーコントロールユニットをエンジンコンパートメント内に配置。水素タンクはT字型に配置するなど最適な前後重量配分を実現することで優れた操舵応答性を確保した。
また、メイン駆動は後輪とし前輪には軽量で高出力なインホイールモーターを搭載した4WD(4輪駆動)仕様となる。前後輪の駆動力制御をきめ細かく行えるため、安全かつ高次元な操縦安定性を実現するとしている。
自動運転技術では、従来からの「統合安全コンセプト」に基づいた安全技術に加えて、クルマが高度な認識・予測判断を行う「運転知能(Driving Intelligence)」、車車間・路車間通信を活用した「つながる(Connected Intelligence)」、さらにドライバーの状態認識や、ドライバーとクルマが連携しチームメイトの様に助け合う「人とクルマの協調(Interactive Intelligence)」を含み、自動運転技術で全ての人が、安全、スムース、自由に移動できることを追求したという。
インテリアでは、快適な自動運転やドライビングをサポートする次世代マンマシンインターフェイスを採用して、タッチパネルに触れることなく、ジェスチャー入力が可能な操作システム、重畳表示が可能な大型ヘッドアップディスプレイ、小型電子ミラーなど、人の自然な動きにマッチした次世代インターフェイスを提案した。