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ホンダ、小型限定普通2輪教習車「CB125F 教習車仕様」

「原付二種」市場活性化を目的に新モデル投入

2015年12月11日発売

48万6000円

 本田技研工業は、12月11日に「小型限定普通二輪免許」の教習車として「CB125F 教習車仕様」を全国の自動車教習所を対象に発売する。価格は48万6000円で、国内の年間販売計画台数は800台。

 CB125F 教習車仕様は、欧州で販売している「CB125F」をベースに、国内の2輪教習に適した特殊装備を付加した自動車教習所専用モデル。エンジンは、最高出力7.8kW(11PS)/7750rpm、最大トルク10Nm(1.0kgm)/6250rpmを発生する空冷4ストローク単気筒 OHC 125ccエンジンを搭載し、5速マニュアルトランスミッションを採用。

 発進・停止のしやすさに配慮して、低速時の粘り強い出力特性に加えて扱いやすい変速比配分とし、コンパクトな車体と合わせて教習生が扱いやすい教習車を目指したという。

 また、転倒時における車両の破損や損傷を軽減させる大型のサイドバンパーを、フロントとリアの左右に装備。30km/hまたは40km/h(切り替え式)の走行速度や、ブレーキの操作状況、エンジン停止状況などを教習指導員へ視覚的に伝える教習用の表示ランプを車体前後に装備した。

 視認性に優れたメーターパネルには、マニュアルトランスミッションの操作が初めての教習生にも選択したギヤが容易に判別できる、「ギヤポジションインジケーター」を採用。車体色は爽やかなイメージのパールサンビームホワイト1色の設定。

(編集部:椿山和雄)