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パナソニック、カーナビ「CN-B200D」を活用した業務用車両運行管理システムを12月下旬発売
業務管理クラウドサービス「ドライブボス」を2016年1月下旬に開始
（2015/12/2 22:00）
- 2015年12月2日発表
パナソニック オートモーティブ＆インダストリアルシステムズは12月2日、カーナビを活用した業務用車両運行管理システムの新製品等を12月下旬より発売するとともに、業務管理クラウドサービス「DRIVEBOSS（ドライブボス）」を2016年1月下旬より開始すると発表した。
同社は、法人向けAV一体型のカーナビゲーション「CN-B200D」用の業務用運行管理アプリケーションソフト「CA-AGA152B」、業務用SSDポータブルカーナビゲーション「CN-GP755VB-A」、パソコン用業務管理ソフト「CA-APC151B」を12月下旬にそれぞれ発売する。価格はオープンプライス。また、業務管理クラウドサービス「ドライブボス」を2016年1月下旬に開始。こちらの価格は別途見積もりとなる。
これまでに同社は、ポータブルカーナビゲーションを活用した車両運行管理システムを市場に投入して、運送会社や営業車両を保有する一般企業への販売を推進してきた。今回、車載型の「CN-B200D」を運行管理システム対応にバージョンアップできるアプリケーションソフトを発売して、運行管理車載機のラインアップを強化する。
「CN-B200D」で利用できる業務用運行管理アプリケーションソフト「CA-AGA152B」はドライバー毎に運行を管理する。業務終了後に運行記録が書き込まれたSDメモリーカードをパソコンに挿入することで、ドライバーの1日の作業内容、作業時間、移動距離を基にした日報を作成可能。
また、運転者別・車両別月報では運転者・車両の運転傾向が把握でき、省エネ・安全運転の管理指導が可能となる。また、車載機においては、走行中の「速度超過」「急加速」「急減速」などを音声とメッセージ表示で注意することができる。
一方、新たなクラウドサービス「ドライブボス」では、車載器に蓄積された走行データをSDメモリーカードに保存、オフィスのPCを介してクラウドで一元管理することで低コストでの導入を実現する。すべての拠点の日報・月報データの一元管理を可能とすることで、ランキング設定等、安全運転支援の質が向上するとしている。
そのほか、業務用SSDポータブルカーナビゲーションとパソコン用業務管理ソフトの新製品に関しても、使い易さを向上させて日々の業務の可視化による効率化や安全運転をサポートする。
