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2015-2016 日本カー・オブ・ザ・イヤー 実行委員会特別賞 トヨタ「ミライ」受賞コメント

2015年12月7日発表

 トヨタ自動車の燃料電池車(FCV)「ミライ(MIRAI)」が、12月7日に発表された「2015-2016 日本カー・オブ・ザ・イヤー」において、実行委員会特別賞を受賞した。

 日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会による受賞理由は「世界で初めて一般販売が開始された燃料電池車であるミライの意義は非常に大きい。年間販売予定が日本カー・オブ・ザ・イヤーのノミネート基準である500台より少ない400台であるため、日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会特別賞として後世の記録に留めておくべきと判断した」としている。

 今回の受賞に関して、ミライのチーフエンジニアでトヨタ自動車 製品企画本部 主査 田中義和氏は「(年間の販売台数が)500台というレギュレーションによりミライは対象外でしたが、実行委員会の配慮で特別賞に選んでいただき光栄です」と感想を話した。

 田中氏は「燃料電池車は台数を出すということが非常に重要で、トヨタは環境車はしっかり普及させなければ意味がないと言ってきておりますので、次回はしっかりそれを実行することをお約束する意味でこの賞を頂いたと思っています。よりよいクルマに仕上げて、台数も皆さんの期待に応えられるよう、しっかり準備して出せるようにしたい」とコメントした。

(編集部:椿山和雄)